にゃんこの話

仕事、恋愛、学業、FF、原稿、縫製。
あらゆるお疲れな人に癒しいっぽーん!!


当方、にゃんこ好きです。
昔は犬派だったのですが、この数年は猫派です。
犬気質があると猫好きに、猫気質があると犬好きになる(自分にない物を求める)と聞いた事があるので、今の当方は犬気質なのかもしれません。
わふん。


で、ある日の会社帰り。
ぼーーーーっと電車を待っていると、ふと前の女性が抱えている籠が眼に入りました。
プラスチックのちょっと大き目の籠で…ペットを運ぶキャリーバック然。
籠の上部は透明なプラスチックで覆われているようですが、綺麗なハンカチで隠されてます。
ん?ん〜〜〜??とよーくみると、籠の側面に空いている穴越しに何かが動いているのが見えました。
ぬぬっ、とじーーーーーーっと見ると…






まだ背中の毛がほやほやしてそうな子猫らしき姿がちらりんちょ。






一瞬でTP200%%!!!!
黙想いらずですよ奥さん!!
もっとよくみたいっっっ!と凝視しているうちに電車が来たので、さりげなくそのにゃんこ…あいや、女性の近くの席をゲッツ。
本を読んでる振りをして籠の奥をチェックします。
あやしいです。超あやしいです。でもいいんです。
にゃんこで警察に捕まるなら本望。んとうを抜いたらホモ。懐かしいネタだ。



そんな感じで観察していたのですが、車内は結構揺れるんです。
ひざの上に乗せられたキャリーバックならなお揺れます。
子にゃんこの視界は籠とハンカチで薄暗く遮られてます。
生まれて間もない感じですし、おそらく初めての遠出でしょう。
もしかしたら貰われにゃんこで家に帰るところなのかもしれません。
そりゃもうとんでもなく不安なのでしょう。
電車が動き出してすぐに…






「に…にぃ…?……………にぃ〜、にぃ〜……」







TP500%【助けて!!】
その不安げな声を聞いた瞬間、当方のTPは上限ぶっちぎり。
危うく理性がぶっ飛びかけました。その場でシャウトしなかった自分は心底偉大です。
しかし飼い主?の女性はそんな当方の感情も露知らずか、1度か2度中を覗きこんだ以外はぼーっとしているばかり。
電車が止まるたびに聞こえる(動いている間は雑音で聞こえないほど小さいのです)その声に、もうにやけたいのか飛びつきたいのかこらえたいのか悶絶したいのかどうしようもなくなってしまい、ひたすら手元の本を凝視し、不審者丸出しで硬直するばかり。
にゃんこと女の人(既に主語が逆)が降りるまでの5分間はある意味最強の地獄でした、というお話でした。
感情がほとばしる余り変な文の繋がりになってますが、雰囲気だけでも分かって戴ければ。






あ、すごい余談ですが、子にゃんこ繋がりで。
裏道子ミスラ4人娘の中ではバスの子が一番好みです。
本気でクエ終了後にもう一度お花持って行きました。ハイ。