立場が変わって感じること

当方、昔はプログラマーやってました。へたれでしたが。
で、その後転職、過去の経験をいか…さず電話応対のお仕事なんぞをしております。
まあ、ネット関係のお仕事ですし、全く生きてない事はないのですがね。


その新しい職場で、つい先日社内システムの入れ替えがありました。
それなりのお金をかけて(規模と人月を考えたら妥当なところですが)の大幅機能UPだそうです。
一度だけですが、SEと思しき方々が打ち合わせに来られた姿も拝見しました。


で、ですね。
PGやって来ていてつくづく思ったのは、特にこういうけっこう長期間使われていたシステムを改修する時って、まるでテンプレートでもあるかのように同じパターンを繰り返すんですよねー。
曰く、

改修案の仕様書が中々客からあがってこない>
でも本稼働日は伸びない為、開発期間ががんがん短くなる>
しかも打ち合わせするたびにペンディング(保留)事項が増える>
仕方ないので見切り発車で開発開始>
旧システムの仕様書が行方不明orはなはだ頼りにならん代物>
結局ソースから機能を推測するるハメになるが、コメントが少なかったりで難航>
調査だけで開発期間の大多数を費やしてしまい、テストしてる期間がなくなってザル状態>
新旧平行稼働できれば…と思うも、さまざまな理由により不可>
ぶっつけ本番した結果、不具合やら運用カバーしきれない問題点やら噴出>
毎日修正・再UPで徹夜のPG・SE。パニックのあまりデクレまで発生>
エンドユーザからは「…今までの方が使いやすかった…」と囁かれ>
現場PGは「だからとっとと仕様書よこせっていったべやーー!!」と発狂し>
システムが安定するまでに結局倍の時間がかかるハメに…

…ええ、今のシステムもまったく(一部は憶測ですが)同じパターンを繰り返してますです。
9月中稼働予定なのに8月頭あたりに画面を見てあっちを直すーだのこっちを弄るーだのとケンケンガクガクしてた辺りでイヤーな予感その1。
別チームのリーダー(おじさん)が打ち合わせの後ぼそーっと「…俺、何言ってるのか半分くらいしか理解できなかったよ」と言ってる時点でイヤーな予感その2。
現地テストした気配がないあたりでほぼ確信に近い状態になり。
日曜(本稼働日前日)に「出れる奴全員出てくれ!!ぶっつけ本番になるからせめて先にいじって様子みる!!」と言われた時点で確信をし。
でもって現在は、毎日ミーティングで不具合の確認をしつつ、だましだましの運用をしております。


そんな訳で、担当SE・PGの皆様、本当にすみません。
色々言われたりしてるかもしれませんが、めげずに頑張ってください。いやマジで。


ところで、日曜行われた緊急ミーティングには社内の人間だけではなくSEの方も何名か参加されていたのですが、その中のお一人がどうもどこかでお会いした事があるような…。
現役時代にはあちこちの会社に出向しておりましたので、そのうちのどこかの方だと思うんですが、どーしても思い出せません。
あの長い睫毛にはものすごく見覚えがあるんだけどなあ…ううむ。(−−;