舞姫

山岸涼子さんの「テレプシコーラ」。
あちこちでものすごいプッシュされているのは知ってましたが、天性のへそまがりなので意地になって読んでませんでした。
なんというか、「どーせ」みたいなイメージを持っていまして。









自分のばかやろおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!









いやもう、本当に今まで読んでなかった自分が死ぬほどアホでした。
なんつーか、凄い。本当、凄い。
バレエというのはしみじみ過酷なんだなあというか。
女の業みたいなものも見えて生々しいなあというか。
それでも頑張る六花ちゃんがとてとて可愛いよとか。



ちなみに当方は金子先生のファンです。
決して典型的美人という顔立ちとしては描かれていないけど、内面の美しさがにじみでているというか、それでいてどこか色っぽいというか。
ジプシーの踊りのくだりで自分の見立てが間違っていなかった事を確信できてご満悦でした。
もっとコマを割いてくれてもよかったのにー(´・∀・`)


…ちなみに、単行本をよーやっと読み終わった人だからわからないんだけど。
……2部の彼女は彼女なんですかねえ。
うーん、嬉しいようなありがち展開なような。