「THE STAR ONIONS」レビュー

ようやくTHE STAR ONIONSを購入しました。
とりあえず目に付いた
Amazonレビューを見てみると…


はい、すげー不評です(w
まあ気にせずに当方の感想を一言でいうと「すげーいい!!」
では、1曲ごとの感想を。


#1 Vana'diel March
→初期ヴァナディールマーチ(プロマシア版じゃないやつ)。
 元曲は行進曲らしい感じでしたが、華麗なピアノソロになってます。
#2 Metalworks
→大工房のBGM。
 元曲はバスらしい勇ましい曲ですが、やたら牧歌的で和やかな曲になってます。
 余りの方向転換に、最初何の曲かわからないほどでした。
 この曲をBGMにして生活してたらヒュームとガルカも仲良くなれたのかも…とちょっと思ったりして。
#3 Rolanberry Fields
 →ロランベリーのBGM
 元曲の牧歌的な雰囲気を多少残しつつも、なにやらサックスのメロディーがなにやらセクシーでオトナな雰囲気の曲になってます。
 たとえるなら海に沈む夕日が見えるラウンジでカクテル片手に…(ベタすぎ
#4 Kazham
 →カザムのBGM。
 元曲は異国情緒漂わせつつどこかゆったりした雰囲気なのに対し、こちらは陽気で華やかな感じ。
 元を日常とするなら、このアレンジはハレってところでしょうか。
#5 The Forgetten City-Tavnazian Safehold
 →タブナジア地下壕のBGM。
 元曲は穏やかで優しい雰囲気ですが、こちらはピアノソロがちょっと力強くて、プリッシュたんに似合いそうな感じな気がします。
#6 Mog House
 →モグちゃんハウスさんのBGM。
 元々穏やかな雰囲気の曲ですが、より可愛らしい方向にアレンジされてます。
#7 The Sanctuary of Zi'Tah
 →ジ・タのBGM。
 元曲はブルース風味?物悲しい雰囲気の曲ですが、サックスが渋く決まったかっこいい感じになってます。
 晴れた日の夕暮れのジ・タって感じ?
#8 Awakening
 →闇の王&デュナミス−ザルカバードのBGM。
 元曲の勇壮さに疾走感を加え、バスドラを強調した感じ。
 元々好きな曲ですし、こういうアレンジもめちゃめちゃ好きだったりします。
 特にイントロからAメロに入るくだり!私のツボに合った間と音の重なりで鳥肌が立っちゃいました。
 もし裏でこれがかかったら、即座に抜刀して途中の敵蹴散らしながらラスボスまで突撃しちゃいますっ。
 もちろん一番のお気に入り。myプレーヤーでのパワープレイ決定!
#9 Selbina
 →セルビナのBGM。
 素朴な港町らしい音楽がなにやら洗練された雰囲気になってます。
 これもかなり大幅にアレンジが入っていて一瞬元曲がわからないかも。
#10 Blessed in Her Glorious Light - The Grand Duchy of Jeuno -
 →ジュノのBGM。
 必要最低限の音楽にメロディー部分はジャズ風味の女性ボーカルで、かなりクリスマスソング風になってます。
 聞いてる内に今年のクリスマスを思ってちょっぴり…いやかなり切なくなったのはナイショ。
 いいもんみんながいるからいいもんぐすんぐすん( つД`)


アレンジといえばピアノアレンジ、オーケストラアレンジ、オルゴールアレンジあたりが定番な気がしますが、このCDではピアノソロと、元曲の方向性をさらに延ばしたものと、それから真逆のものとが混在しています。
贅沢を言えばもうちょっといろんなアレンジ(スタオニの範疇でとなるとうまいものが思いつきませんが…ええと、カントリー風とか?)が聞ければ尚嬉しかったなー。

あと、上のに絡むけどちょっちメロディー部分にサックス使いすぎってのもあるかも。
ま、これらも含めて今後に期待しちゃうって事で。
あと、THE BLACK MAGES名義でロックアレンジもしてみて欲しいなーというのも要望の一つです。


まあ、「ガチガチの元曲至上主義な人」「ヴァナディールに不屈の固定概念を抱いている人」「パッケージに先入観のある人」「ハイル植松さんな人」「アンチ水田さんな人」などは聞かないほうが良いかもですが、そうでなければ聞いてみて欲しいと思います。